アマランテ

アマランテ

ポルト地区のタメガサブリージョンに位置する街であるアマランテには石器時代から人々が住んできました。

13世紀に聖ゴンサーロがローマとエルサレムへの巡礼後にアマランテに到着すると、街は有名になり、その時期にタメガ川にかかる古い橋が建設されました。

16世紀に、ジョアン3世がタメガ川にかかる橋のたもとにあるチャペルに聖ゴンサーロの修道院を建設するように命じました。そこは、伝承によると、聖ゴンサーロが住み後に埋葬された場所です。

19世紀になると、アマランテはフランスによる二回目のポルトガル侵略のはげしい戦闘の舞台となりました。アマランテ橋の攻防は義勇兵と市民兵から成る小規模な軍の勇気を称えるものとなりました。

20世紀にはいると、「サウドディズモ」の先駆者である、詩人で作家のテイシェイラ・デ・パスコアイスや、ポルトガルの現代絵画の第一世代の代表である、アマデオ・デ・ソーザ・カルドーソなどのアマランテ人のおかげで文化の興隆が見られました。

アマランテは古い歴史と多くの文化的また自然の遺産に恵まれたたいへん美しい場所です。